Social Design

ソーシャルデザイン学科について

 

学科のコンセプト

橋をデザインするのではなく、川をどう渡るのかをデザインする。

ソーシャルデザインとは、人と社会が抱える様々な問題に「気づき」、「伝え」、そしてその解決策を個々の場に相応しいカタチで「提案する」活動です。本学科では、芸術的な感性と表現力を育むとともに、様々な問題を解決するための「デザイン思考」と「実践力」を身につけます。

情報デザイン専攻

情報デザイン専攻では、「情報」を生成・発信、循環させるという観点から、ソーシャルデザインの実践に取り組んでいきます。そのため、視覚と聴覚に関する科学的な知識、情報をわかりやすく美しく見せる芸術的感性、Webデザインを中心とした情報通信技術とコンテンツの開発能力、そして人と社会を元気にするための哲学的思想を基盤とした「面白い!」の提案力を修得することを目指し、持続可能でかつ文化的に豊かな社会の実現に貢献するデザイナーを育成します。

地域ブランド企画専攻

地域ブランド企画専攻では、地場産業と連携した地域経済の活性化に貢献するために、ものづくりに関する技術と芸術的感性はもちろん、地域文化に関する社会学的理解のもと、ビジネスマネジメントの能力を備え、地域連携の核となってブランド構築に携わることができる人材を養成します。少子高齢化などにより地域社会は産業、文化、生活の面で多種多様な課題が出てきています。日常では気づかない課題も多くなっています。将来の地域社会の発展のためにデザインの持つ力(表現力、創造力、統合力)で社会や地域、生活の課題解決とブランドづくりを提案していきます。